Utagawa Kuniyoshi

2021, September 4th-October 24th

  • PARTⅠ Make the Gloomy World Laugh! – Caricatures and the State of Society
    September 4th-26th
  • PARTⅡ Astonish the Edo People! – Warriors and Landscapes
    October 1st-24th

※Works change between two terms

Will be closed on September 6, 13, 21, 27-30, October 4, 11, 18.

Utagawa Kuniyoshi (1797-1861) was an ukiyo-e artist who was active in the late Edo period. Kuniyoshi made his debut as an ukiyo-e artist in his late teens. After an unsuccessful period, he made a big breakthrough in his early thirties with the series “One Hundred and Eight Heroes from Tales of the Water Margin.” Since then, he worked energetically on all kinds of genres of ukiyo-e including “musha-e (warrior pictures)” of heroes, “giga (caricatures)”, landscapes, “bijin-ga (pictures of beautiful women)”, “yakusha-e (portraits of kabuki actors)”, and pictures for children. He also trained many disciples, and led the world of ukiyo-e.

The year 2021 marks the 160th anniversary of Utagawa Kuniyoshi’s death. In this commemorative year, we will reintroduce and explore Kuniyoshi’s life and his works.

Cats Join to Form the Vocabulary of Bonito(PARTⅠ)/ Private Collection
Cats Juggling Balls(PARTⅠ) / Private Collection

1.Overcoming Adversity

Utagawa Kuniyoshi is known for his resilient work during the unstable ruling under the influence of the Tenpō Reforms. During the reforms, the Tokugawa Shogunate imposed strict controls on the entertainment of the common people. Ukiyo-e artists were prohibited from depicting popular genres such as portraits of famous actors and courtesans. Under such restrictions, one of the genres in which Kuniyoshi found his way was caricature. His joyous and humorous caricatures of anthropomorphized animals became very popular. Although some of his caricatures went out of print being accused as implicitly satirizing the Tokugawa shogunate and he was sometimes summoned to the magistrate for such daring, Kuniyoshi was never discouraged and continued to produce new and inventive works one after another.
With the spread of COVID-19, our activities have been restrained and entertainment is limited. Because we are facing such a challenging time period, Kuniyoshi’s resilience towards adversity and the cheerful tone of his works appeal strongly to us.

Yoshiwara Sparrows’ Temporary Nest(PARTⅠ)
Minamoto no Yorimitsu and His Subordinates Attacked by the Demon Spider(PARTⅠ

2. Astonishing Large-Scale Motifs

Utagawa Kuniyoshi became one of the most popular ukiyo-e artists with the huge success of his “One Hundred and Eight Heroes from Tales of the Water Margin” series. Although Kuniyoshi became the leading artist of the genre “musha-e (warrior pictures)”, he was never satisfied and always tried to create new compositions and themes. Kuniyoshi’s series of warrior paintings with skeletons, fierce sharks, and other gigantic motifs filling up three large screens are his essential works. The people of Edo must have been astonished by the new artistic frontiers he began to explore in his early 50s.

Takiyasha-hime Summoning a Skeleton at the Haunted Old Palace at Sōma(PARTⅡ)
Chinzei Hachirō Tametomo Rescued by Bird Long-nosed Goblins(PARTⅡ)/ Private Collection
One Hundred and Eight Heroes from Tales of the Water Margin: Zhang Shun(PARTⅠ)
Reputed Chivalrous Men Wearing Kimono with the Pattern Designed by Kuniyoshi: Nozarashi Gosuke(PARTⅡ) / Private Collection

3.A large exhibition marking the 160th anniversary of his death

Kuniyoshi was not only skilled at caricatures and warrior pictures. He also created a wide range of fascinating works in various genres, including landscapes incorporating Western artistic expressions and “bijin-ga (pictures of beautiful women)” of cool and lively women. This exhibition commemorating the 160th anniversary of Kuniyoshi’s death, presents a total of 160 works of various genres. The exhibition is divided into two sessions: “PART I: “Transform the Transient World into Amusement! – Caricatures and Social Conditions” from September 4 to 26, and “PART II: “Astonish the People of Edo! –Warriors and Landscapes” from October 1 to 24. The works exhibited will be changed entirely between the two sessions.

Night Raid at Horikawa Palace(PARTⅡ)
Famous Places in Edo: Kasumigaseki(PARTⅡ)
Brave Woman Okane in Ōmi Province(PARTⅡ)
Beautiful Women with Famous Products of Various Provinces: Wanting to Show Her Nape Beautiful(PARTⅡ)

Tsukioka Yoshitoshi “Portrait of Utagawa Kuniyoshi” (PARTⅠ)

Highlight

Corns’ Comic: Corn Swinging the Hair(PARTⅠ)/ Private Collection

Here, a corn is dancing with its hair swaying in the air. The corn is painted in imitation of the lion spirit which appears in a dance of the Kabuki play called “Shakkyō-mono”. You may have seen Kabuki actors on TV swinging their long red and white hair wildly. The same kind of dance is performed by a corn in this painting.
A singer and a flute player in the back are also painted as anthropomorphic vegetables, perhaps a pumpkin and a sweet potato. This innovative work of vegetables performing a kabuki play is a perfect example of Kuniyoshi’s sense of humor.


Admission
Adult 1000 yen
University and High school students 700 yen
Junior High School Students and below Free
開館日カレンダー

休館日

2021 09

休館日

1-3, 6, 13, 21, 27-30

2021 / 09

1-3, 6, 13, 21, 27-30

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
2021 10

休館日

4, 11, 18, 25-28

2021 / 10

4, 11, 18, 25-28

SUN MON TUE WED THU FRI SAT

文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業

河鍋暁斎 ―躍動する絵本

2021年10月29日(金)~12月19日(日)

  • 前期 :10月29日(金)~11月23日(火・祝)
  • 後期 :11月27日(土)~12月19日(日)

※前後期で全点展示替え

11月1、8、15、22、24-26、29、12月6、13日は休館します。

「河鍋暁斎 ―躍動する絵本」チラシ

幕末から明治にかけて、狩野派でありながら浮世絵も数多く描いた絵師、河鍋暁斎(かわなべ・きょうさい 1831~1889)。近年特に注目を集めており、全国各地の美術館で展覧会が開催され、さまざまな肉筆画や版画が紹介されています。しかしながら、暁斎の絵を一冊の本にまとめて出版した「絵本」というジャンルは、これまでほとんど注目されてきませんでした。本展では、人物や動物、妖怪などを躍動感あふれる筆づかいで描いた暁斎の絵本を大量に展示することで、「画鬼」と称された暁斎の知られざる神髄に迫ります。

河鍋暁斎『狂斎画譜』(後期)

河鍋暁斎『暁斎百鬼画談』(前期)

『北斎漫画』を超える!? 知られざる河鍋暁斎の絵本の魅力

暁斎は葛飾北斎の『北斎漫画』を超えるほどの躍動感ある筆づかいで、『暁斎漫画』や『暁斎鈍画』、『暁斎酔画』など、数多くの絵本を刊行しました。暁斎の展覧会は頻繁に開催されていますが、冊子状である絵本は展示しづらいこともあり、これまでその一部しか紹介されておりません。本展では、暁斎の絵本を取り上げることで、まだまだ奥深い暁斎の魅力を掘り下げます。

河鍋暁斎『暁斎画談 外篇』巻之上(後期)
河鍋暁斎『暁斎漫画』(後期)

総展示数420頁越え! 尽きることのない暁斎のイマジネーション

本展では、『暁斎漫画』『暁斎鈍画』『暁斎酔画』『暁斎百鬼画談』など、暁斎の絵本の代表作を全頁展示いたします(※前期と後期で全頁展示替え)。本展で展示される絵本の頁総数は420頁越えという膨大な量となります。尽きることのない暁斎のパワーとイマジネーションに圧倒されることでしょう。

河鍋暁斎『暁斎鈍画』(前期)

河鍋暁斎『暁斎百鬼画談』(後期)

人物、動物、妖怪 ミクロな画面に凝縮された躍動感!

暁斎の絵本の魅力は、人物や動物、妖怪たちが、まるで踊っているかのように生き生きと描かれているところにあります。暁斎の絵本の大きさはA5サイズ(21×14.8㎝)以下。中には『ちくさの宝』のような見開きで9.5×13㎝という極小の絵本もあります。そんなミクロな画面に描写された、人物や動物、妖怪たちの躍動感あふれる表現にご注目ください。

河鍋暁斎『ちくさの宝』(後期)
河鍋暁斎『暁斎鈍画』(後期)
河鍋暁斎『狂斎画譜』(前期)
河鍋暁斎『暁斎酔画』二編(前期)

見どころの作品

河鍋暁斎『暁斎漫画』(前期)

河鍋暁斎は骸骨を描くことを好んでおり、絵本の中にも頻繁に登場しています。医学書を参考にしたかのような正確な骨格の描写をしているだけでなく、背伸びをしたり踊ったりと、まるで生きているかのような躍動感あるユーモラスなポーズを取っているところが、暁斎ならではの味わいとなっています。表情も豊かに感じられ、にぎやかな笑い声が聞こえてきそうです。


入館料
一般800円
大高生600円
中学生以下無料

*中学生以上の学生は学生証をご提示下さい。
団体(10名以上)は1名さまあたり100円引き。(一括にてお支払い願います。事前のお申し込みにご協力ください。)新型コロナウイルス感染症の感染予防と拡大防止のため、当面の間は10名以上の団体でのご来館はご遠慮ください。
*障害者手帳提示でご本人とお付き添い1名さま100円引き。
*その他各種割引についてはお問い合わせください。
*料金は消費税込み。

開館日カレンダー

休館日

2021 10

休館日

4,11,18,25-28

2021 / 10

4,11,18,25-28

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
2021 11

休館日

1,8,15,22,24-26,29

2021 / 11

1,8,15,22,24-26,29

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
2021 12

休館日

6,13,20-31

2021 / 12

6,13,20-31

SUN MON TUE WED THU FRI SAT

没後160年記念 歌川国芳

2021年9月4日(土)~10月24日(日)

  • PART Ⅰ 憂き世を笑いに!―戯画と世相
    9月4日(土)~9月26日(日)
  • PART Ⅱ 江戸っ子を驚かす!―武者と風景
    10月1日(金)~10月24日(日)

※ⅠとⅡで全点展示替え

9月6、13、21、27-30、10月4、11、18日は休館します。

「没後160年記念 歌川国芳」チラシ
「没後160年記念 歌川国芳」作品リスト

歌川国芳(1797~1861)は江戸時代後期に活躍した浮世絵師です。国芳は10代後半で浮世絵師としてデビューし、売れない不遇の時期を過ごしたあと、30代前半に描いた「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」シリーズで大ブレーク。以降は勇壮な武将を描いた武者絵や、コミカルな笑いを描いた戯画、独自の魅力にあふれた風景画、美人画、役者絵、子供絵など、ありとあらゆるジャンルを精力的に手掛け、多くの弟子も育てて浮世絵界を牽引しました。
2021年は歌川国芳の没後160年にあたります。この記念の年に、本展では国芳の生涯と作品を改めて紹介し、その魅力に迫ります。

歌川国芳「猫の当字 かつを」個人蔵(PARTⅠ)
歌川国芳「流行猫の曲手まり」個人蔵(PARTⅠ)

1.逆境をポジティブに乗り越える!

歌川国芳は、天保の改革の影響下における不安定な世情の中で、精力的に作品を描き続けたことで知られています。改革では、幕府によって庶民のさまざまな娯楽に厳しい統制が加えられ、浮世絵でも役者や遊女といった人気ジャンルを描くことが規制されました。そんな中、国芳が活路を見出したジャンルのひとつが戯画。擬人化された動物たちを描くなど、底抜けに明るくてユーモアたっぷりの戯画は庶民の間で大人気となります。中には当時の幕政を暗に風刺しているとして絶版になる作品もあり、奉行所の取り調べを受けることもありましたが、国芳はまったくへこたれず、創意工夫をこらした新たな作品を次々に生み出していったのです。
昨今ではコロナ禍により人々の楽しみが制限され、閉塞感のある状況が続いていますが、このような時代にこそ、国芳の底抜けに明るい作品やポジティブに生きる姿勢が、現代の私たちにも強く訴えかけてくるのではないでしょうか。

歌川国芳「里すゞめねぐらの仮宿」(PARTⅠ)
歌川国芳「源頼光公館土蜘作妖怪図」(PARTⅠ)

2. 巨大モチーフで度肝を抜かす!

歌川国芳は「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」シリーズの大ヒットで一躍人気絵師の仲間入りを果たします。武者絵の第一人者となった国芳ですが、それに満足することなく、常に新しい構図やテーマに挑むことを怠りませんでした。中でも国芳の武者絵を語る上で欠かせないのは、骸骨や鰐鮫など、大判3枚続きの大画面いっぱいに巨大なモチーフを描いた大迫力の作品群でしょう。50代にさしかかる頃から盛んに取り組んだ国芳の新境地に、江戸の人々は度肝を抜かれたに違いありません。

歌川国芳「相馬の古内裏」個人蔵(PARTⅡ)
歌川国芳「讃岐院眷属をして為朝をすくふ図」個人蔵(PARTⅡ)
歌川国芳「通俗水滸伝豪傑百八人之壹人 浪裡白跳張順」(PARTⅠ)
歌川国芳「国芳もやう正札附現金男 野晒悟助」 (PARTⅡ)

3.タブーに挑む!

歌川国芳は、浮世絵でタブーとなっている題材にも果敢に挑戦しました。その一例が絶版になったことで知られる『絵本太閤記』(武内確斎作・岡田玉山画)の世界を描いた作品です。豊臣秀吉や織田信長らが活躍した時代を題材にすることは幕府によって規制され、出版がはばかられていましたが、たとえば武将の名前を一部もじったり、あるいは織田信長の名を源義経などに置きかえ、源平合戦に仮託することで本能寺の変を描いたりしました。国芳はあの手この手でカムフラージュをして禁忌を出版しようと試みたのです。

歌川国芳「堀川夜討ノ図」(PARTⅡ)

4.没後160年の記念の年に国芳の名品が大集合!

国芳の魅力は、戯画や武者絵だけにとどまりません。洋風表現を取り入れた独特の風景画や、生き生きとしたさわやかな美人画など、さまざまな分野で魅力あふれる作品を残しています。国芳の没後160年を記念する本展覧会では、国芳の多岐にわたるジャンルの作品全160点を出陳。また国芳をより深く知っていただくために、展示を二期に分け、9月4日(土)~9月26日(日)は「PART I 憂き世を笑いに!―戯画と世相」、10月1日(金)~10月24日(日)は「PART II 江戸っ子を驚かす!―武者と風景」と題して全点を入れ替え、その魅力を掘り下げます。

歌川国芳「東都名所 かすみが関」(PARTⅡ)
歌川国芳「近江の国の勇婦於兼」(PARTⅡ)
歌川国芳「山海愛度図会 えりをぬきたい」(PARTⅡ)

月岡芳年「歌川国芳肖像」 (PARTⅠ)

見どころの作品

歌川国芳「道外とうもろこし 石橋の所作事」個人蔵(PARTⅠ)

毛を振り乱しておどっているのは、とうもろこしです。実はとうもろこしが扮しているのは、歌舞伎の「石橋(しゃっきょう)物」という踊りに登場する獅子の精。テレビなどで赤と白の長い髪を振り乱して踊る歌舞伎役者を目にしたことがあるかも知れませんが、あれと同じ系統の踊りをとうもろこしが踊っているという趣向です。
後ろにみえるのは長唄の太夫と笛で、どちらも擬人化された野菜となっています。左の太夫は唐茄子、右の笛はさつまいもでしょうか。野菜が歌舞伎を演じるというアイデアが斬新で、まさに国芳のユーモアを凝縮したような逸品といえるでしょう。
なお当時の江戸では蓮のような花をつけたとうもろこしや、鶏のような形のとうもろこしが生えたニュースが話題となっており、本図はそれをヒントに国芳が戯画に仕立てたものと考えられています。

参考図:胡蝶園春升「品川にてとうもろこし鶏に化したる図」個人蔵
※本展には出品されません

オンライン展覧会のご案内

本展の作品と解説をオンラインでもお楽しみいただけます。
詳しくは以下のリンクをご覧ください。


入館料
一般1000円
大高生700円
中学生以下無料

*中学生以上の学生は学生証をご提示下さい。
団体(10名以上)は1名さまあたり100円引き。(一括にてお支払い願います。事前のお申し込みにご協力ください。)新型コロナウイルス感染症の感染予防と拡大防止のため、当面の間は10名以上の団体でのご来館はご遠慮ください。
*障害者手帳提示でご本人とお付き添い1名さま100円引き。
*その他各種割引についてはお問い合わせください。
*料金は消費税込み。

*リピーター割引のご案内*
会期中2回目以降ご鑑賞の方は半券のご提示にて200円割引いたします(他の割引との併用不可)

*相互割引のご案内*
日本美術めぐり 山種美術館⇔太田記念美術館 2館相互割引

山種美術館「速水御舟と吉田善彦 ―師弟による超絶技巧の競演―」展と太田記念美術館「没後160年記念 歌川国芳」展では、それぞれの会期中入館料の相互割引をいたします。幕末の江戸で世相を反映した大胆な浮世絵を数々描き、多くの弟子を育てた歌川国芳。明治から大正・昭和と新しい日本画の表現を生み出した速水御舟とその弟子吉田善彦。渋谷界隈のふたつの展覧会を巡ることで、アートの秋をご堪能ください!

◆本展チケット半券のご提示により会期中割引料金でご覧いただけます。※山種美術館のオンラインチケットを購入された方は対象外
〈速水御舟と吉田善彦 ―師弟による超絶技巧の競演―〉
会期 2021年9月9日(木)~11月7日(日)
山種美術館(東京都渋谷区広尾3-12-36)

◆山種美術館「速水御舟と吉田善彦」展チケット半券または電子チケット画面のご提示により本展を会期中割引料金でご覧いただけます。
会期 2021年9月4日(土)~10月24日(日)

◆いずれも対象券1枚につき1名様有効。
◆入館チケットご購入時に受付にご提示ください。購入後の割引はできません。
◆他の割引との併用はできません。

開館日カレンダー

休館日

2021 09

休館日

1-3, 6, 13, 21, 27-30

2021 / 09

1-3, 6, 13, 21, 27-30

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
2021 10

休館日

4, 11, 18, 25-28

2021 / 10

4, 11, 18, 25-28

SUN MON TUE WED THU FRI SAT

文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業

Weather in Ukiyo-e

2021, June 26th-August 29th

  • [1st Term] June 26th-July 25th
  • [2nd Term] July 30th-August 29th

※Works change between two terms

Will be closed on June 28, July 5, 12, 19, 26-29, August 2, 10, 16, 23.

Various weather phenomena are depicted in ukiyo-e: clear skies, heavy rain, gentle snowfall, and rainbows after rain. Ukiyo-e artists expressed the ever-changing weather with delicate color changes or with bold deformation.
Japan’s diverse climate, which changes along with the seasons, has had a great influence on people’s lives in both the past and present. During the Edo period, heavy rains caused frequent floods, and unseasonable weather conditions sometimes led to famine.
Even today, with the advancement of science, we cannot control the weather.
Although we prepare for daily changes in the weather by relying on the weather forecast, in recent years, unpredictable abnormal weather such as heavy rain and extreme heat often hit us, and people’s concern for climate change is increasing.
In this exhibition, we focus on the weather depicted in ukiyo-e, and introduce mainly landscape prints created by such artists as Katsushika Hokusai, Utagawa Hiroshige, and Kobayashi Kiyochika. Through the unique expressions of these ukiyo-e artists, you will be able to experience not only the aesthetic sense of the Japanese people who love the changing sky, but also the activities of the people who were sometimes at the mercy of the wind and rain.

Utagawa Hiroshige “One Hundred Famous Views of Edo: Ushimachi, Takanawa” [1st Term]

Kobayashi Kiyochika “One Hundred Views of Musashi Province: Suijin Shrine Grove by the Sumida River” [2nd Term]

Capturing a Variety of Rain

From light rain to thunderstorms, there are a wide variety of ukiyo-e works on the theme of rain. Some of them remind us of the “guerrilla rainstorms” that we have heard so much about in recent years. For ukiyo-e artists, how they express the variety of rain, which is difficult to draw, is a highlight that shows their techniques, and the dramatic changes in everyday life caused by sudden rain might have been attractive as a subject of ukiyo-e.。

Kobayashi Kiyochika “Umewaka Shrine” [1st Term]
Utagawa Kunisada “Scenery of the Evening Shower” [2nd Term]

Snowy Landscapes

In the Edo period (1603-1868), the Sumida River, Mt. Atago and Kan’eiji Temple were known for their beautiful landscapes with snow, and many snow scenes in Edo were drawn in ukiyo-e. However, it seems a little strange to us because snow rarely accumulates in modern Tokyo. In fact, most of the Edo period is considered to have been a Little Ice Age, and colder than it is today. This might be one of the reasons why many ukiyo-e of snowy landscapes were created.

Katsushika Hokusai “Thirty-six Views of Mt. Fuji: Morning after Snow at Koishikawa” [2nd Term]

Utagawa Hiroshige “Sixty-nine Stations of the Kisokaidō Road: 47, Ōi” [1st Term]

Various Shapes of Clouds and Colors of the Sky

Highlighted in this exhibition are expressions of the sky that are unique to ukiyo-e and differ from reality, such as ‘spear-shaped’ haze and blue and red gradation. We introduce works that show unique and original depictions of the sky, such as Katsushika Hokusai’s Thunderstorm Beneath the Summit from Thirty-six Views of Mount Fuji, in which geometric patterns represent lightning, and clear weather and rain are expressed in the same illustration, as well as Utagawa’’s Plum Park in Kameido from One Hundred Famous Views of Edo, whose bold color scheme features a red sky.

Katsushika Hokusai “Thirty-six Views of Mt. Fuji: Shower below the Summit” [1st Term]
Utagawa Hiroshige “One Hundred Famous Views of Edo: Plum Park in Kameido” [1st Term]

Abnormal Weather

In the Meiji era, ukiyo-e artists began to depict current disasters and incidents that had been prohibited to be drawn by the Edo Shogunate in the Edo period. Among them, many works that convey the flood damage to urban areas caused by heavy rain were drawn.

Hachisuka Kuniaki “Senju Great Bridge and Azuma-bashi Bridge Collapse in the Great Flood” [1st Term]
Artist Unknown “Mysterious Clouds Appeared in 1890” [2nd Term]

Highlight

Utagawa Hiroshige “One Hundred Famous Views of Edo: Sudden Shower Over Shin-Ōhashi Bridge and Atake”後期

This is one of the most famous ukiyo-e masterpieces depicting rain, which captured an evening shower that hit the Shin-Ohashi Bridge over the Sumida River (today, Chuo Ward sits on the west bank, while Koto Ward is on the east).
Among the people on the bridge, we can see a man wearing a woven-rush mat to avoid getting wet, and three men are huddling under one umbrella, which tells us that it was an unexpected rain.
The streaks of rain that cover the screen are made using two types of lines with different angles and shades carved into two woodblocks, then printed. The combination of the depiction of hazy Atake on the opposite bank and the lines of the rain skillfully emphasize the strength and depth of the rain.
Furthermore, the unsettling movement of the clouds is expressed by “atenashi-bokashi”, an irregularly shaped blur, at the top of the painting. A variety of techniques were used to recreate the scene of a violent evening shower and the panic of the people.
This piece, which is also part of Hiroshige’s late masterpiece, the One Hundred Famous Views of Edo series, is considered a gem which fully demonstrates his sensibility and strength in composition, refined as he continued to draw all kinds of weather.


Admission
Adult800 yen
University and High school students600 yen
Junior High School Students and belowFree
Calendar

close

2021 06

休館日

7,14,21-25,28

2021 / 06

7,14,21-25,28

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
2021 07

休館日

5,12,19,26-29

2021 / 07

5,12,19,26-29

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
2021 08

休館日

2,10,16,23,30,31

2021 / 08

2,10,16,23,30,31

SUN MON TUE WED THU FRI SAT

江戸の天気

2021年6月26日(土)~8月29日(日)

  • 前期 :6月26日(土)~7月25日(日)
  • 後期 :7月30日(金)~8月29日(日)

※前後期で全点展示替え

6月28、7月5、12、19、26-29、8月2、10、16、23日は休館します。

◇展覧会図録 「江戸の天気」1200円(税込)発売中

 全50ページ、展示作品は全て掲載しています。

「江戸の天気」チラシ
「江戸の天気」作品リスト

浮世絵にはさまざまな気象現象が描き込まれています。晴れわたる空、土砂降りの雨、しんしんと降る雪、雨あがりの虹。刻々と変わる天気を、浮世絵師たちは繊細な色彩の変化によって、あるいは大胆にデフォルメし表現してきました。
日本の、季節によって変化する多様な気候は、今も昔も人々の暮らしにも大きな影響をあたえています。江戸時代には大雨による洪水が度々おこり、また予期せぬ天候不順が飢饉を招くこともありました。科学の発達した現代においても、私達は天候をコントロールすることはできません。天気予報を頼りに日々の気象の変化に備えていますが、近年では大雨や酷暑など異常気象が話題となり、気候変動への関心も高まりつつあります。
本展では、絵の中の天気に注目し、葛飾北斎や歌川広重、小林清親らの手によって生み出された風景画をご紹介いたします。浮世絵師たちの個性あふれる表現を通して、うつろう空模様を愛でる日本人の美意識はもちろん、時には風雨に翻弄されながらも繰り広げられた人々の営みにも触れていただけることでしょう。

歌川広重「名所江戸百景 高輪うしまち」 前期
雨あがりの空に大きな虹がかかる。

小林清親「武蔵百景之内 隅田川水神森」後期
雨の上がった軒から雫が滴る。遠方の黒雲の下では激しい雨が降っている。

あらゆる雨を描く

小雨から雷雨まで、雨をテーマとした浮世絵作品はとても多彩です。なかには近年よく耳にするようになった「ゲリラ豪雨」を思わせる描写も見られます。形にしづらいさまざまな雨を、いかに表現するかは浮世絵師の腕のみせどころでもあり、また突然の雨によって日常がドラマチックに変化する様子も絵の題材として魅力的だったのでしょう。

小林清親「梅若神社」前期
歌川国貞「夕立景」後期

雪景色

江戸時代では雪の名所として隅田川のほか、愛宕山や寛永寺などが知られていました。浮世絵においても数多くの雪景色が描かれましたが、現代の東京では雪が積もることはめったにないため、少し不思議にも感じられます。

葛飾北斎「冨嶽三十六景 礫川雪ノ旦」後期

歌川広重「木曽海道六拾九次之内 四拾七 大井」前期

さまざまな雲の形と空の色

伝統的なすやり霞や、赤や青のぼかしを用いた空。現実とは異なる、浮世絵ならではの空の表現も本展の見どころです。幾何学的な模様で稲妻を表し、一図に晴れと雷雨を表現した葛飾北斎「冨嶽三十六景 山下白雨」、大胆な配色が印象的な歌川広重「名所江戸百景 亀戸梅屋舗」など、空の描写に独創性が発揮された作品の数々もご紹介いたします。

葛飾北斎「冨嶽三十六景 山下白雨」前期
歌川広重「名所江戸百景 亀戸梅屋舗」前期

異常気象を描く

明治時代に入ると、江戸幕府の統制下では題材とすることが難しかった時事的な災害や事件を、浮世絵でも取りあげるようになっていきます。そのなかで、都市部に大きな被害をもたらした大雨による河川の氾濫を伝える作品も描かれました。

蜂須賀国明「千住大橋吾妻橋 洪水落橋之図」前期
大洪水で落橋した千住大橋は吾妻橋に衝突し、2つの橋が流出した
作者不詳「怪雲現る」前期
竜巻状の雲を見上げる人々

見どころの作品

歌川広重「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」後期

隅田川に架かる新大橋(現・西岸が中央区、東岸が江東区)を見舞う夕立をとらえ、雨を描く浮世絵の名作として知られる1点です。
橋の上を駆けていく人々のなかには、茣蓙(ござ)をかぶる姿のほかにひとつの傘を3人で差す様子も見え、予期せぬ雨であったことが伝わります。画面を覆い尽くす雨足は、角度と濃淡の異なる2種の線を2枚の版木に彫って摺り出したもの。この描線と靄にかすむ対岸の安宅(あたけ)の描写とがあいまって、雨の強さと奥行きが巧みに表現されています。さらに雨雲の不穏な動きを表すのが、画面上部に施された「あてなしぼかし」と呼ばれる不定形のぼかし。激しい夕立と、それに慌てる人々の様子を再現するためにさまざまな技法が駆使されているのです。
広重晩年の大作《名所江戸百景》シリーズの1点でもある本作は、あらゆる天候を描き続けるなかで磨かれた、広重の感性と構成力が存分に発揮された逸品ともいえるでしょう。


入館料
一般800円
大高生600円
中学生以下無料

*中学生以上の学生は学生証をご提示下さい。
団体(10名以上)は1名さまあたり100円引き。(一括にてお支払い願います。事前のお申し込みにご協力ください。)新型コロナウイルス感染症の感染予防と拡大防止のため、当面の間は10名以上の団体でのご来館はご遠慮ください。
*障害者手帳提示でご本人とお付き添い1名さま100円引き。
*その他各種割引についてはお問い合わせください。
*料金は消費税込み。

開館日カレンダー

休館日

2021 06

休館日

7,14,21-25,28

2021 / 06

7,14,21-25,28

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
2021 07

休館日

5,12,19,26-29

2021 / 07

5,12,19,26-29

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
2021 08

休館日

2,10,16,23,30,31

2021 / 08

2,10,16,23,30,31

SUN MON TUE WED THU FRI SAT

文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業

Digital×北斎【破章】 北斎VS広重 美と技術の継承と革新

Kaburaki Kiyokata and Hirezaki Eiho – Illustrations bringing color to modern literature

2021, May 21st-June 20th  

Will be closed on May 24, 31, June 7, 14.

The Unknown Rivalry –Kaburaki Kiyokata and Hirezaki Eihō

With the rediscovery of “Tsukiji Akashi-chō” in 2019, Kaburaki Kiyokata (1878-1972) gathered attention. Although he is known as a painter of Japanese art, he was also active in the genre called kuchi-e (illustrations for magazines and novels) from 1903 to 1916. At the time, Hirezaki Eihō (1881-1968) was popular alongside Kiyokata. Kiyotaka and Eihō both succeeded Yoshitoshi Tsukioka, and they were friends who belonged to the same art association. We will introduce the masterpieces of kuchi-e prints of beautiful women by Kiyokata and Eihō from the Meiji Era.

Kaburaki Kiyokata “Illustration for “Yuriko” (Vol. 3) by Kikuchi Yūhō” 1913
ⒸAkio Nemoto

Kaburaki Kiyokata “Illustration for “Koyuki” (Vol. 2) by Kikuchi Yūhō” 1913 ⒸAkio Nemoto

Hirezaki Eihō “Illustration for “Chikai” (Vol. 1) by Yanagawa Shunyō” 1915
Hirezaki Eihō “Illustration for “Chikai” (Vol. 2) by Yanagawa Shunyō” 1917

The Unknown Woodblock Prints with Excellent Techniques

From the late 20s of Meiji Era to the early Taishō Era, kuchi-e prints made with woodblocks were used in the opening pages of the magazines and novels. Kuchi-e which brilliantly illustrated stories, did not simply inherit the mastery of ukiyo-e from the Edo period, but largely surpassed its techniques with delicate carving and painting. However, as they are rarely studied by current ukiyo-e researchers, they had been a forgotten genre. We have chosen 110 pieces from the collection by a kuchi-e collector, Asahi Tomoo to highlight the beauty of kuchi-e prints.

Kaburaki Kiyokata “Illustration for “Nise Murasaki” (Vol. 2) by Izumi Kyōka” 1905
ⒸAkio Nemoto

Hirezaki Eihō “Illustration for “Fukagawa-zome” (Vol. 1) by Izumi Shatei and Izumi Kyōka” 1907

Unknown Illustrators –Keishū, Eisen, Toshikata and Hanko

Kuchi-e prints used in the opening pages of magazines and novels were produced by more than 100 artists since the late 20s of the Meiji period. Popular artists before Kiyokata and Eihō, were Takeuchi Keishū (1861-1943), Tomioka Eisen (1864-1905), Mizuno Toshikata (1866-1908) and Kajita Hanko (1870-1917). Among them, Mizuno Toshikata, the master of Kaburaki Kiyokata, is an essential artist to study in order to understand the artworks of Kiyokata. We will introduce these four illustrators along with Kiyokata and Eihō.

Takeuchi Keishū “Beautiful Woman Catching Fireflies (Illustration for “Bungei-kurabu” Vol. 3, No. 10)” 1897
Tomioka Eisen “Illustration for “Kareno no Makuzu” by Mizutani Futō” 1897
Kajita Hanko “Fragrance of Chrysanthemum (Illustration for “Bungei-kurabu” Vol. 11, No. 13) 1905

Mizuno Toshikata “Illustration for “Tōsei Gonin Otoko no Uchi Kurahashi Kōzō” (Vol. 3) by Murakami Namiroku”

Highlight of this exhibition

Hirezaki Eihō “Illustration for “Zoku Fūryūsen” by Izumi Kyōka” 1905

This is the kuchi-e printed on the opening page of a novel by Izumi Kyōka. Depicted is the scene where a man rescues a woman who fell into the lake from a boat capsized by a tornado. The running water fills the scene, and the characters are only vaguely seen. Excellent printing technique and an innovative composition are both incorporated in this piece. Although it is not as widely known as the relationship with Kaburaki Kiyokata, Hirezaki Eihō also had a deep connection with Izumi Kyōka. Not only had he worked on numerous illustrations for novels by Kyōka, but also had a close friendship with her.

※This is the same exhibition as that held in March 2020 which was suspended to prevent the spread of coronavirus infection.


Admission
Adult1000 yen
University and High school students700 yen
Junior High School Students and belowFree
Calendar

Closed

2021 05

休館日

6,10,17-20,24,31

2021 / 05

6,10,17-20,24,31

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
2021 06

休館日

7,14,21-25,28

2021 / 06

7,14,21-25,28

SUN MON TUE WED THU FRI SAT

Losers in Ukiyo-e

2021, April 15th-May 16th  

temporarily closed

Minamoto no Yoshitsune, Akechi Mitsuhide, Saigō Takamori… Losers in History Gather Here

When there are battles or competitions, there will always be winners and losers. And the ones who attract our hearts and leave us impressed in stories such as novels and kabuki plays as well as among historical figures of Japan, could be the losers rather than the winners. These days, there are movements becoming active which try to find new points of view by reviewing history from the losers’ perspectives. Furthermore, it seems that kabuki plays and novels depicting the fleeting nature and sorrow of warriors such as Minamoto no Yoshitsune and Akechi Mitsuhide, who lost battles and fell to ruin, attracted deep sympathy from the people in Edo. This exhibition will focus on the various losers drawn in ukiyo-e who attracted popularity in the Edo period.

Utagawa Kunitsuna Ⅱ(Kuniteru Ⅱ) “Takeda Katsuyori Dying in the Battle of Tenmokuzan”

Losers Who Attract the Hearts of the Japanese

There is a phrase known as “hougan biiki”.
Minamotono Yoshitsune kept winning the battles between the Taira and Minamoto clans, but was expelled for being a nuisance and subverted by his brother Yoritomo. “Hougan biiki” means “sympathy for a tragic hero” like him, and describes the feeling of taking their side.
For a long time, Japanese people have been telling history and stories with empathy for those who lose and die in such battles. There are so many similar cases, such as of the Taira clan, Yoshitsune, Kusunoki Masashige, Akechi Mitsuhide, and Saigō Takamori. Moreover, as it is obvious from the case of Yoshitsune, we can say that only a fine line exists between winners and losers. Why don’t we think over what it means to win and to lose while viewing various characters drawn in ukiyo-e?

Utagawa Yoshitora / Utagawa Shigekiyo “Fifty-three Stations of the Tōkaidō Road with Calligraphy: Ise, Cherry Blossoms in Ishiyakushi”

Tsukioka Yoshitoshi “Battle of Sekigahara”

Utagawa Hiroshige “Night Attack of the 47 Loyal Retainers”

Face-Off! What Happens in a One-on-One Battle?

People sometimes confront each other one-on-one to prove their power and justice. In history, novels, and kabuki plays, such battles and competitions are often the highlight of the story. This section introduces famous scenes of confrontations depicted in ukiyo-e, such as the duel between Benkei and Ushiwakamaru and the contest of strength between Soga Gorō and Asahina.

Tsukioka Yoshitoshi “Gojō Bridge in the Chronicles of Yoshitsune”
Ōmori Yoshikiyo “Gorō Tokimune and Asahina from the Tale of Soga Brothers”

Villains in Kabuki Plays—People Who Were Destined to Los

Stories in which the hero defeats powerful enemies are called “kanzen chōaku”, and are still popular today. In kabuki and novels of the Edo period, kanzen chōaku was one of the most popular plots. People in Edo cheered when villains with overwhelming power appeared and the hero defeated them. The villains can be said to be destined to lose.

Utagawa Toyokuni “Kabuki Play “Sugawaradenju Tenarai Kagami” Kuruma-biki”

Highlight of this exhibition

Utagawa Toyonobu “Scene from the Story about Toyotomi Hideyoshi “Shinsen Taikō-ki”: Oda Nobunaga Beating Akechi Mitsuhide with the Iron-ribbed Fan”

In Japanese history, Akechi Mitsuhide has a strong image as a rebel or a loser who lost his ruling power in only a few days. However, a recent TV drama which depicted Mitsuhide’s life introduced a new interpretation in which the reason why he betrayed his lord was for justice, because the lord had become out of control and more of a tyrant year by year. In fact, images of Mitsuhide as a tragic hero are not new. For people in the Edo period, Mitsuhide was a villain as a murderer, but at the same time, in kabuki plays and novels, he was depicted as a weak person who was insulted by the tyrant lord and had a grudge. This picture depicts a famous scene from the novel Taikōki, in which his lord Nobunaga hits Mitsuhide with an iron fan because Mitsuhide had admonished Nobunaga’s attack on the Erin-ji Temple with fire. Various episodes, not only about Mitsuhide but also his vassals, who are not known these days, are introduced in this book, and also many ukiyo-e depicting them were published. We can understand his popularity in the Edo period.


Admission
Adult 1000 yen
University and High school students 700 yen
Junior High School Students and below Free
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2021 04

休館日

1-14, 19,25-30

2021 / 04

1-14, 19,25-30

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
2021 05

休館日

1-14,17-20,24,31

2021 / 05

1-14,17-20,24,31

SUN MON TUE WED THU FRI SAT

鏑木清方と鰭崎英朋 近代文学を彩る口絵 ―朝日智雄コレクション

知られざるライバル―鏑木清方(かぶらき・きよかた)と鰭崎英朋(ひれざき・えいほう)

2019年、「築地明石町」が再発見されたことが話題となった鏑木清方(1878~1972)。日本画家として今でも広く知られていますが、明治30年代後半から大正5年頃にかけては、文芸雑誌や小説の単行本の口絵というジャンルで活躍していました。その時、清方と人気の双璧をなしていたのが、鰭崎英朋(1880~1968)です。清方と英朋は、月岡芳年の系譜に連なると共に、烏合会という美術団体に属した友人同士でもありました。清方と英朋による、明治の美しい女性たちを描いた口絵の名品を紹介します。

鏑木清方 菊池幽芳・著『百合子 後編』口絵 大正2年(1913) (C)Akio Nemoto

鏑木清方 菊池幽芳・著『小ゆき 後編』口絵 大正2年(1913)  (C)Akio Nemoto

鰭崎英朋 柳川春葉・著『誓 前編』口絵 大正4年(1915)
鰭崎英朋 柳川春葉・著『誓 中編』口絵 大正6年(1917)

知られざる超絶技巧の木版画

明治20年代後半から大正初期にかけて、文芸雑誌や小説の単行本の巻頭には、木版による口絵が付されました。物語の世界を華やかに彩る木版口絵は、江戸時代から続く浮世絵版画の系譜に連なるだけでなく、江戸の技術を遥かに上回る精緻な彫りや摺りが施されています。しかしながら、現在の浮世絵研究ではほとんど顧みられることがなく、忘れられたジャンルとなってしまいました。木版口絵のコレクターである朝日智雄氏の所蔵品の中から約110点を厳選し、歴史に埋もれた口絵の美しさにスポットをあてます。

鏑木清方 小杉天外・著『にせ紫 後編』口絵 明治38年(1905)  (C)Akio Nemoto

鰭崎英朋 泉斜汀・著『深川染 前編』口絵 明治40年(1907)

知られざる挿絵画家たち―桂舟、永洗、年方、半古

文芸雑誌や小説の単行本の巻頭に付された口絵は、明治20年代後半頃から、さまざまな絵師たちによって手掛けられ、その人数は100人以上におよびます。清方や英朋が登場する以前、人気を誇っていた絵師を挙げるとするならば、武内桂舟(1861~1943)、富岡永洗(1864~1905)、水野年方(1866~1908)、梶田半古(1870~1917)でしょう。中でも、水野年方は鏑木清方の師匠であり、清方の画業を考える上で欠かすことのできない人物です。清方や英朋と共に、4人の知られざる挿絵画家たちについてご紹介します。

武内桂舟 「美人撲蛍」(『文芸倶楽部』第3巻10編口絵) 明治30年(1897)
富岡永洗 水谷不倒・著『枯野の真葛』口絵 明治30年(1897)
梶田半古 「菊のかをり」(『文芸倶楽部』第11巻第13号口絵) 明治38年(1905)

水野年方 村上浪六・著『当世五人男のうち 倉橋幸蔵 続編』口絵 明治35年(1902)

見どころの作品

鰭崎英朋 泉鏡花・著『続風流線』口絵 明治38年(1905)

泉鏡花の小説『続風流線』の巻頭に付された口絵です。竜巻に襲われて船が転覆し、湖に落ちた美樹子を、多見治が救助する場面を描いています。画面いっぱいに流れる水が描かれ、水の中の2人の体がうっすらと見えるという、斬新な構図と高度な摺りの技法が兼ね備えられた作品です。
泉鏡花と鏑木清方の関係はさまざまに紹介されていますが、鰭崎英朋も泉鏡花と深いつながりがありました。鏡花の小説に多くの挿絵を描いているだけでなく、個人的な親しい交流もしていました。

新型コロナの影響で中止になった展覧会が復活

本展覧会は、昨年2月に開催しましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会期を3週間以上残しながらも途中で開催中止となってしまいました。しかしながら、これまでスポットの当たってこなかった絵師や作品を、どうしても多くの人にご覧いただきたいという学芸員の思いから、展示スケジュールを調整し、再び同じ内容で開催することにいたしました。こだわりの展覧会、ぜひお見逃しなく。


入館料
一般1000円
大高生700円
中学生以下無料

*中学生以上の学生は学生証をご提示下さい。
団体(10名以上)は1名さまあたり100円引き。(一括にてお支払い願います。事前のお申し込みにご協力ください。)新型コロナウイルス感染症の感染予防と拡大防止のため、当面の間は10名以上の団体でのご来館はご遠慮ください。
*障害者手帳提示でご本人とお付き添い1名さま100円引き。
*その他各種割引についてはお問い合わせください。
*料金は消費税込み。

開館日カレンダー

休館日

2021 05

休館日

6,10,17-20,24,31

2021 / 05

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2021 06

休館日

7,14,21-25,28

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文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業

江戸の敗者たち

2021年4月15日(木)~5月16日(日) 

源義経、明智光秀、西郷隆盛…歴史上の敗者たちが大集結

戦いや競争があると、そこに必ず生まれるのが勝者と敗者です。そして日本の歴史上の人物はもちろん、小説や歌舞伎などの物語の中で、私たちの心を惹きつけて深い印象を残すのは、勝者よりむしろ敗者なのではないでしょうか。近年では歴史を敗者の立場から見直すことで、新たな視点を見出そうとする動きも盛んになっています。
そして江戸の人々にとっても、源義経や明智光秀のように戦いに負け、落ちぶれていく者たちのはかなさや悲哀を描いた歌舞伎や小説は、深い共感を呼んだようです。江戸時代に親しまれ、浮世絵に描かれたさまざまな敗者たちに焦点を当てる展覧会です。

二代歌川国綱(二代国輝)「天目山勝頼討死ノ図」

日本人の心を惹きつける「敗者」たち

「判官贔屓(ほうがんびいき)」ということばがあります。源平合戦で平氏に連戦連勝を重ねながら兄頼朝にうとまれ、攻め滅ぼされた源義経が判官の職にあったことから、こうした悲劇的な最期をとげた人物へ同情し、肩を持つ感情のことを言います。
日本人は昔から、戦いに負け、滅びゆく者たちに感情移入しながら、歴史や物語を語ってきました。平家一門や義経をはじめ、楠木正成、明智光秀、西郷隆盛など、そうした例は枚挙にいとまがありません。そして義経の例をみれば明らかなように、勝者と敗者は常に紙一重の存在とも言えるでしょう。浮世絵に描かれたさまざまな人物たちを見ながら、勝つこととは、負けることとは何なのか、思いをめぐらせてみてはいかがでしょうか。

歌川芳虎/重清/岐山「書画五拾三駅 伊勢 石薬師 逆桜」

月岡芳年「魁題百撰相 島左近友之」

歌川広重「忠臣蔵 夜討」

対決!1対1の勝負のゆくえは?

人は時に、自らの力や正義を証明するため、1対1で対決して白黒をはっきりつけようとします。歴史や小説、歌舞伎などの中でも、こうした勝負や競争が物語の山場となることが少なくありません。弁慶と牛若丸の決闘、曽我五郎と朝比奈の力比べなど、浮世絵に描かれた対決の名場面を紹介します。

月岡芳年「義経記五條橋之図」
大森善清「よろひ桜 ろ 五良時宗 朝比奈」

歌舞伎の悪役~「負け」が宿命づけられた人たち

主人公が強大な敵を倒す勧善懲悪の物語は、現代でも根強い人気を誇ります。江戸時代の歌舞伎や小説では、勧善懲悪の物語は最もポピュラーな筋立ての一つであり、圧倒的な力を持つ悪役が登場し、最後は滅びる筋に観客は喝采を送ったのです。悪役は、いわば負けることが宿命づけられた存在とも言えるでしょう。

歌川豊国「菅原伝授手習鑑 車引」 

力士と遊女が飲み比べ? ユーモアあふれる対決も

生死をかけた、真剣な勝負だけでなく、浮世絵にはユーモアあふれる勝負事も描かれています。当時人気の力士と遊女が飲み競べする作品や、役者の人気争いの様子を、ユーモアたっぷりに描いた作品など、ちょっと変わった対決も紹介。

勝川春好 「江戸三幅対」

見どころの作品

悲劇のヒーロー、明智光秀

歌川豊宣「新撰太閤記 此人にして此病あり」

日本の歴史上でも、謀反を起こした悪人として、あるいは三日天下のあとに没落する敗者としてのイメージが強い人物である明智光秀。前作の大河ドラマでは、明智光秀が年々暴走していく織田信長を憂えてやむを得なく謀反を起こすという、悲劇のヒーローとしての新しい光秀像が話題となりました。
しかし意外にも、悲劇のヒーローとしての光秀のイメージは、今にはじまったものではありません。江戸時代の人々にとって光秀は、主殺しの悪人としての側面がある一方、『絵本太閤記』などの小説や歌舞伎では、非情な主君に厭われて侮辱を受け、恨みをつのらせる弱者としてのイメージもあわせ持っているのです。図は『絵本太閤記』で、信長による恵林寺の焼き討ちを諌めた光秀が、鉄扇で打たれる有名な場面。同書には光秀だけでなく、今ではあまり名前が知られていない光秀配下の武将についてもさまざまなエピソードが収められており、当時の光秀の人気の一端をうかがうことができるでしょう。

オンライン展覧会のご案内

太田記念美術館では、noteを利用したオンライン展覧会を実施しています。
気軽に美術館にお越しいただくには難しい状況の中、どうしても行けないという方にもご自宅で展覧会をお楽しみいただけるよう、展示中の作品をインターネット上に公開しました。展示作品を全点掲載していますので、展覧会図録としてもご活用いただけます。
詳しくは以下のリンクをご覧ください。


入館料
一般800円
大高生600円
中学生以下無料

*中学生以上の学生は学生証をご提示下さい。
団体(10名以上)は1名さまあたり100円引き。(一括にてお支払い願います。事前のお申し込みにご協力ください。)新型コロナウイルス感染症の感染予防と拡大防止のため、当面の間は10名以上の団体でのご来館はご遠慮ください。
*障害者手帳提示でご本人とお付き添い1名さま100円引き。
*その他各種割引についてはお問い合わせください。
*料金は消費税込み。

開館日カレンダー

休館日

2021 04

休館日

1-14, 19,25-30

2021 / 04

1-14, 19,25-30

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
2021 05

休館日

1-14,17-20,24,31

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1-14,17-20,24,31

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文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業

Kasamatsu Shiro -the Last Shin-hanga Prints Artist

2021, February 2nd-March 28th

  • [1st Term] February 2nd-25th
  • [2nd Term] March 2nd-28th

※Works change between two terms

Will be closed on February 8, 15, 22, 26-March 1, 8, 15, 22.

Kasamatsu Shirō –the last Shin-hanga print artist

Kasamatsu Shirō (1898-1991) is an ukiyo-e artist who was active during the Taishō Era to the Shōwa Era. He became a pupil of Kaburaki Kiyokata to learn Japanese paintings, and published Shin-hanga prints from the publisher Watanabe Shōzaburō in 1919. He produced Shin-hanga prints portraying modern cityscapes of Tokyo and sceneries of hot spring areas using pale colors. After the war, he left the publisher Watanabe and published his works from Unsōdō Woodblock Print in 1952-1959. Shirō can be considered the last authentic Shin-hanga print artist, as he produced Shin-hanga from its early period and was dedicated to the genre even after the war.

Belfry of Gokokuji Temple (Clear Sky after Snow)【2nd term】
Ritual at Zōshigaya【1st term】

Spring Night at Ginza【1st term】
Shirahone Hot Spring, Shinshū【1st term】

Shin-hanga prints in the spotlight

Shin-hanga print refers to woodblock prints produced between the Taishō and Shōwa Era as collaborative works of artists, carvers and painters. The genre was established by a publisher Watanabe Shōzaburō, and artists of various specialties invented techniques that further developed it. Today, Shin-hanga prints are more popular than ever. Kawase Hasui, known for his landscapes has always maintained it popularity, and Ohara Koson, who painted adorable birds suddenly started to attract attention from about 2 years ago. There will be a large-scale exhibition featuring Yoshida Hiroshi to commemorate the 70th anniversary of his death at the Tokyo Metropolitan Art Museum in Ueno, around the same time as this exhibition.

Town in Shimoda 【2nd term】
Harvesting 【2nd term】

Engaku-ji Temple, Kamakura【1st term】
Iizaka, Fukushima【1st term】

Discovering the Shin-hanga prints of Kasamatsu Shirō

Kasamatsu Shirō’s was hardly recognized in the past, as his painting style was considered to be similar to that of Kawase Hasui. However, the landscapes painted with pale colors have unique charm. It is the 30th anniversary of his death this year. In celebration, this exhibition will present the entirety of Shirō’s Shin-hanga prints. There will be about 130 paintings including Shin-hanga prints from the Taishō Era and the beginning of Shōwa Era as well as woodblock prints from after the war produced by the publisher Watanabe Kinjirō and Unsōdō.

Tokyo Station【2nd term】

Tokyo Tower【1st term】

Highlight of this exhibition

Cirrocumuli (Mackerel Sky) 【2nd term】

A farmer with a sickle in his hand is looking up at the sky with floating clouds. The expanse of the sky painted with a gradation of pale colors is impressive. This is one of the Shin-hanga prints published by the publisher Watanabe Shōzaburō during its earliest period. Kasamatsu Shirō was only 21 years old and has just began his career as a full-fledged artist at the time in 1919. Watanabe had just started publishing Shin-hanga prints by Kawase Hasui the year before in 1918. Shirō’s young talent was discovered at the early stage of the development of the genre by Watanabe who was in search of a direction of Shin-hanga prints.


Admission
Adult1000 yen
University and High school students700 yen
Junior High School Students and belowFree

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2021 02

休館日

1,8,15,22,26-28

2021 / 02

1,8,15,22,26-28

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
2021 03

休館日

1,8,15,22

2021 / 03

1,8,15,22

SUN MON TUE WED THU FRI SAT