江戸文化講座

定員に達したため募集を締め切りました。

ライバル浮世絵師

寛政期の喜多川歌麿と鳥文斎栄之、幕末の歌川国貞と歌川国芳、そして明治時代の月岡芳年と小林清親。同時期に活躍し、その時代の浮世絵界を牽引した絵師たちについて、画業を比較しながら時代背景とともに学びます。
開催日時 2020年1月18日(土)、 25日(土)、 2月1日(土) 14時00分~15時30分
会場 太田記念美術館 視聴覚室(B1)
第一講 1/18
  • 「歌麿と栄之―寛政期を彩った二人の美人画絵師」
    • 内容:天明・寛政期は浮世絵の黄金時代といわれますが、後半の寛政期は松平定信による寛政の改革が行われ、改印という検閲印制度が始まり、幕府による美人画への取締り、大判への判型の移行など、浮世絵史上、大きな転換期であったといえます。そのなかで歌麿は大首絵で、また栄之は座像による全身像の姿絵で寛政期の美人画界を彩り、活躍しました。二人の絵師の作品を紹介しながら、その活動を紹介します。
    • 講師:鈴木 浩平(美術史家)
    • 立正大学文学部史学科卒。楢崎宗重氏に師事。元山口県立萩美術館・浦上記念館館長。国際浮世絵学会理事。「栄之の黄表紙について」(浮世絵芸術99号 1990年)「礫川亭永里の素性について」(浮世絵芸術100号 1991年)
    第二講 1/25
    • 「浮世絵随談〈国貞と国芳〉」
    • 国貞と国芳の位相を再確認する。国芳に比較して、国貞の認知度が低い。それは、国貞の研究者が極めて少なく、正しい理解が普及していないからである。研究発表という雰囲気ではなく、大好きな「国貞」と「国芳」について、江戸の視点に立って、熱く語りたい。
    • 講師:新藤 茂(UKIYO-E PROJECT Adviser/国際浮世絵学会 常任理事)
    • 東京理科大学理工学部数学科卒業(集合論専攻)。第 24 回 内山賞 受賞(日本浮世絵協会/2005)。国際浮世絵学会常任理事。企画協力・監修した「講演関連の展覧会」は、「五渡亭国貞役者絵展」(リッカー美術館/1989)、「国芳 暁斎 なんでもこいッ展だィ!」(東京ステーションギャラリー/2004)、「没後150年記念 歌川国貞」(太田記念美術館/2014)など。
    第三講 2/1
    • 「芳年と清親」
    • 月岡芳年(1839-1892)と小林清親(1847-1915)は共に明治の浮世絵を代表する絵師ですが、片や残酷・怪異を基調とした物語絵、片や東京名所を描いた風景画とその得意とするところは大きく異なります。二人の画業とその相違を”近代“という視点から見ていきます。
    • 講師:加藤 陽介(練馬区立美術館主席学芸員)
    • 1965年東京生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士前期課程終了。1992年より太田記念美術館学芸員、2002年より永青文庫学芸員、2010年より練馬区立美術館学芸員(現職)。専門は日本近世絵画史。主な企画展覧会に『小林清親 文明開化の光と影を見つめて』(2015年 練馬区立美術館ほか)『国芳イズム-歌川国芳とその系脈』(2016年 練馬区立美術館)『芳年 激動の時代を生きた鬼才浮世絵師』(2016年 島根県立石見美術館ほか)がある。
    申込方法 申込書に必要事項をご記入の上、受講料を添えて、太田記念美術館までご持参ください。 12月7日(土)より受付開始、定員になり次第締め切ります。 ※郵送では申込みできませんので、ご注意ください。 受講料:5000円(パスポート会員は3000円) ※全3回、一括前納。税込。展覧会入場料を含む。
    定員 60名(先着順)
    問合せ 太田記念美術館 事務局 TEL:03-3403-0880 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10
        

    PAGE TOP