没後50年記念 鳥居言人 歌舞伎絵と新版画

2026年9月1日(火)~9月27日(日)

9月7日、14日、24日、28-30日は休館します。

開館時間:10時30分~17時30分(入館は17時まで)
入場料:一般 1200円 / 大高生 800円 / 中学生(15歳)以下 無料

没後50年記念 鳥居言人 歌舞伎絵と新版画展チラシ表
没後50年記念 鳥居言人 歌舞伎絵と新版画展チラシ裏

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浮世絵300年の継承者―鳥居言人の画業をひもとく大回顧展

浮世絵が誕生して間もない頃から、300年以上にわたって劇場の絵看板をはじめとする歌舞伎絵を担ってきた画派である鳥居派。鳥居言人(とりいことんど、1900~76)は、鳥居派の七代目である鳥居清忠の長男として生まれ、のちに八代目を継いで大正から昭和にかけて活躍した絵師です。
一方で言人は、若い頃には伝統的な鳥居派の家業に反発心を抱いていたと伝えられており、鏑木清方に師事し、先に大正新版画などの洗練された美人画で高い評価を得ました。清方は歌川国芳へ連なる玄冶店派の絵師であり、言人は鳥居派と歌川派という、浮世絵の二大流派の遺伝子を受け継ぐ、唯一の継承者とも言えるでしょう。
家業を継ぐ重責と葛藤しながらも、言人はやがて歌舞伎絵にも本格的に取り組み、創造性豊かな作品を数多く生み出しました。とりわけ戦後は八代目鳥居清忠を名乗り、膨大な絵看板や舞台美術を手掛けるなど、鳥居派の本業である歌舞伎絵にも大きな足跡を残しています。
2026年は言人の没後50年にあたる記念の年にあたり、2000年に太田記念美術館で開催されて以来、四半世紀ぶりとなる言人の大回顧展を開催いたします。歌舞伎を題材とする肉筆画や貴重な絵看板、大正新版画や肉筆の美人画など、約70点の展示を通して鳥居言人の画業を掘り下げ、その魅力をあらためて紹介します。

「志ばらく」旧下田コレクション

① 鳥居派の伝統に挑む―大迫力の歌舞伎絵

歌舞伎絵の名門である鳥居派の家に生まれた言人は、家業と自身が好んでいた美人画制作との間で揺れ動きながら、やがて鳥居派伝統の力強さと、言人らしい近代的な感覚をあわせ持つ、魅力的な歌舞伎絵を数多く生み出していくこととなります。本展では大画面の屏風絵「志ばらく」や名作「鳴神」などをはじめ、肉筆画の歌舞伎絵を多数展示するとともに、実際に劇場を飾った貴重な絵看板なども展示いたします。

「矢の根」旧下田コレクション
「鳴神」旧下田コレクション
「夜叉王」旧下田コレクション

言人の真骨頂―大正新版画の美人画を全点展示

鳥居言人の画業を語る上で欠かすことができないのが、大正新版画の流れの中で生み出された美人画作品でしょう。鏑木清方の流れを汲み、女性の日常の美しさを繊細に捉えた作品は当時好評を呼びました。現代でも言人の美人画は独自の人気を誇り、スティーブ・ジョブズが川瀬巴水と並んで愛好し、最後まで自室に飾っていたのが「朝寝髪」であったことも知られています。本展では新版画の美人画全22点を一堂に展示するとともに、色味の違う異版や、希少な試し摺りも合わせて紹介します。

「朝寝髪」株式会社劇雅堂蔵
「菖蒲ゆかた」株式会社劇雅堂蔵
「菖蒲ゆかた」(試摺)株式会社劇雅堂蔵

③知られざる名品「みどりの雨」ほか、貴重な肉筆美人画を紹介

鳥居言人は20、21歳の頃、鏑木清方の門に入って美人画を学んだと考えられています。本展出品の「みどりの雨」は、しっとりした人物描写と淡い色使いが印象的な屏風絵の名品で、昭和3年(1928)5月、清方門下が参加する郷土会展覧会に出品された記録が残る貴重な作。他にも「首尾の松/隅田川夕涼み/両国橋」三幅対など、言人ならではの繊細な肉筆美人画を紹介いたします。

「みどりの雨」旧下田コレクション
「首尾の松/隅田川夕涼み/両国橋」旧下田コレクション
入館料
一般1200円
大高生800円
中学生(15歳)以下無料

*中学生以上の学生は学生証をご提示下さい。
*10名以上のグループ、団体での来館をご検討の場合はツアーガイド及びご引率の皆様へをお読みいただき必ず事前にご連絡をお願いいたします。(混雑時に事前連絡なくご来館の団体、グループのお客様は、ご入館をお断りさせて頂くことがございますのでご了承下さい。)
*障害者手帳提示でご本人とお付き添い1名さま100円引き。
*その他各種割引についてはお問い合わせください。
*料金は消費税込み。
*当館は現金のみのお取り扱いです。クレジットカードやQRコードでの決済はできません。

*他館相互割引のご案内*
チケットご購入時に下記のご提示にて100円割引いたします。

◇山種美術館 2026年1月以降にご入館の入場券半券またはオンラインチケット画面、山種メンバーズカード
◇戸栗美術館 2026年1月以降にご入館の入場券半券またはオンラインチケット画面、年間パスポート
◇サントリー美術館 メンバーズクラブ会員証
◇千葉市美術館 友の会会員証

※山種美術館、戸栗美術館にて本展の入場券半券をご提示いただくと2027年3月末まで割引料金にてご入館いただけます。
※サントリー美術館、千葉市美術館、山種美術館、戸栗美術館にて当館の本年度年間パスポートをご提示いただくと2027年3月末まで割引料金にてご入館いただけます。

*割引の併用はできません
*対象券1枚につき1名様1回限り有効
*当日券ご購入時に受付にてご提示ください。購入後の割引はできません

開館日カレンダー

休館日

2026 09

休館日

7,14,24,28-30

2026 / 09

7,14,24,28-30

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
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