太田記念美術館
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美術館概要
2019年
没後170年記念 北斎 ―富士への道
2019年4月4日(木)~5月26日(日)
前期:2019年4月4日(木)~4/29(月・祝) 後期:2019年5月3日(金・祝)~5月26日(日)
葛飾北斎が、嘉永2年(1849)4月18日に亡くなってから、今年でちょうど170年。北斎がどのような生涯をたどり、晩年の代表作となる富士図の連作「冨嶽三十六景」の境地に達したのか、時代の流れとともに紹介します。
江戸の凸凹 ―高低差を歩く
2019年6月1日(土)~6月26日(水)
江戸は各地に坂が点在した、起伏にあふれた町でした。愛宕山のような小高い土地、築地のような埋め立てられた低い土地、御茶の水付近の深い谷など、「高低差」に焦点をあてて浮世絵で江戸の町をめぐります。
青のある暮らし ―着物・器・雑貨
2019年7月2日(火)~28日(日)
空や海の美しさをイメージさせる「青」という色彩は、江戸時代の人々を魅了し、暮らしのそばにあるさまざまなものを涼やかに彩りました。着物や食器、雑貨など、人々の身近にあった「青」の魅力について、浮世絵を通して紹介します。
異世界への誘い ―妖怪・霊界・異国
2019年8月2日(金)~8月28日(水)
異形の姿をした妖怪や、黄泉の国から蘇った幽霊。あるいは、伝聞や想像に基づく外国の風景。この世のものではない非現実的なキャラクターや風景といった、浮世絵に描かれたさまざまな「異世界」を紹介します。
生誕250年記念 歌川豊国 ―写楽を超えた男
2019年9月3日(火)~9月29日(日)
初代歌川豊国は、写楽と人気を競って役者絵の世界で頭角をあらわし、歌川派を浮世絵の最大流派に育て上げた「中興の祖」とも言われます。豊国の生誕250年を記念して、その画業に迫ります。
歌川国芳 ―父の画業と娘たち
2019年10月4日(金)~10月27日(日)
迫力溢れる武者絵や、笑いを誘われる戯画など、個性豊かな作風で人気の高い歌川国芳。国芳の画業の変遷をたどるとともに、国芳の娘であり、芳鳥と芳女という画号で浮世絵を描いた2人の女流絵師たちについても紹介します。
ラスト・ウキヨエ 浮世絵を継ぐ者たち ―悳俊彦コレクション
2019年11月2日(土)~12月22日(日)
前期:2019年11月2日(土)~24日(日) 後期:2019年11月29日(金)~12月22日(日)
明治時代後半、浮世絵版画は衰退の兆しを見せますが、月岡芳年とその門人たち、尾形月耕や宮川春汀、山本昇雲など、才能あふれる絵師たちが多数活躍していました。洋画家である悳俊彦氏の所蔵品から、最後の浮世絵師たちの優品を紹介します。
開館40周年記念 太田記念美術館所蔵 肉筆浮世絵名品展 ―歌麿・北斎・応為
2020年1月11日(土)~2月9日(日)
版画とは異なり、浮世絵師たちの生の筆致を堪能できるのが肉筆画です。太田記念美術館の開館40周年を記念して、歌麿や北斎、応為など、当館が所蔵する肉筆画の名品の数々を出品いたします。
鏑木清方と鰭崎英朋 近代文学を彩る口絵 ―朝日智雄コレクション
2020年2月15日(土)~3月22日(日)
明治後期から大正にかけて、文芸雑誌や小説の単行本の巻頭には木版による口絵が付され、物語の世界を華やかに彩りました。鏑木清方や鰭崎英朋の美人画を中心に、武内桂舟や梶田半古など、さまざまな画家たちによる木版口絵を紹介します。
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