「江戸妖怪大図鑑」

第2部:【幽霊】8月1日(金)~8月26日(火)
第3部:【妖術使い】8月30日(土)~9月25日(木)
※第1部・第2部・第3部で展示替え
7月7・14・22・28~31日/8月4・11・18・25・27~29日/9月1・8・16・22日は休館となります。
江戸妖怪大図鑑展作品リスト [335KB]
はじめに
鬼や天狗、土蜘蛛などの「化け物」や、お菊やお岩などの「幽霊」、蝦蟇や蛇を操る「妖術使い」。浮世絵には、見る者を怖がらせる迫力あるものから、思わず笑ってしまうようなユーモラスなものまで、さまざまな妖怪たちが描かれています。 本展では、浮世絵版画における妖怪画の全貌を探るため、会期を3部に分け、「化け物」「幽霊」「妖術使い」という異なるカテゴリーで掘り下げていきます。葛飾北斎や歌川国芳の代表作はもちろん、菱川師宣から月岡芳年まで、総展示数は約270点。大勢の妖怪たちが皆様のお越しをお待ちしております。第1部 化け物 7月1日(火)~7月27日(日)
菱川師宣から月岡芳年まで。妖怪画の長い歴史を探る。

菱川師宣「酒呑童子 首飛来」(東京国立博物館蔵)

月岡芳年「和漢百物語 頓欲ノ婆々」(太田記念美術館蔵)
河童、化け猫、天狗などお馴染みの妖怪が勢揃い

歌川国芳「梅初春五十三次」(個人蔵)

歌川広景「江戸名所道戯尽 二 両国の夕立」(個人蔵)
歌川国芳の代表作も登場。

歌川国芳「源頼光公舘土蜘作妖怪図」(太田記念美術館蔵)

歌川国芳「讃岐院眷属をして為朝をすくふ図」(個人蔵)
第2部 幽霊 8月1日(金)~8月26日(火)
北斎の妖怪画の傑作、「百物語」全5点を同時展示。

葛飾北斎「百物語 小はだ小平二」
(中外産業㈱原安三郎コレクション)

葛飾北斎「百物語 お岩さん」
(中外産業㈱原安三郎コレクション)
お岩さんにお菊さん。歌舞伎を舞台にした怨念の物語を紹介。

歌川国貞(三代歌川豊国)「三代目関三十郎の直助権兵衛 八代目片岡仁左衛門の民谷伊右衛門 五代目坂東彦三郎のお岩の亡霊/小仏小平亡霊 五代目坂東彦三郎の佐藤与茂七」(太田記念美術館蔵)

豊原国周「皿屋舗化粧姿絵」(太田記念美術館蔵)
歌川国芳の描く、幽霊や亡霊も登場。

歌川国芳「浅倉当吾亡霊」(個人蔵)

歌川国芳「大物浦平家の亡霊」(個人蔵)
第3部 妖術使い 8月30日(土)~9月25日(木)
歌川国芳の傑作、「相馬の古内裏」。その表現の謎を探る。

歌川国芳「相馬の古内裏」(個人蔵)

月岡芳年「和漢百物語 大宅太郎光圀」(太田記念美術館蔵)
蝦蟇や大蛇。迫力ある妖術の表現。

歌川芳艶「破奇術頼光袴垂為搦」(太田記念美術館蔵)

歌川芳虎「肉芝仙人より妖術を授かる図」(個人蔵)
人間を騙すユーモラスな狐たちも登場。

歌川広景「江戸名所道戯盡 十六 王子狐火」
(太田記念美術館蔵)

歌川広重「名所江戸百景 王子装束ゑの木大晦日の狐火」
(太田記念美術館蔵)
入館料
リピーター割引あり・・・会期中2回目以降ご鑑賞の方は、半券のご提示で200円割引
一般 | 900円 |
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大高生 | 600円 |
中学生以下 | 無料 |
開館日カレンダー
