新春太田コレクション展

はじめに
今回のコレクション展では、版画は江戸の名所と美人をテーマに、肉筆画は鳥山石燕の新紹介作品を中心にご紹介いたします。本展を機に太田記念美術館が有するコレクションの魅力を、より深くお楽しみいただければ幸いです。江戸の名所と美人たち

歌川広重「江戸名所 洲崎はつ日の出」
武家屋敷が広がり武士たちが行き交う霞ヶ関、大店が立ち並び商人や買い物客で賑わう日本橋、参拝や遊興に訪れる老若男女でにぎわう浅草。町や地域によって見せる表情が異なるのは江戸時代も今と同じだったようです。こうした特徴的な町並みや景色、またそれを背景とした女性たちの姿は、浮世絵師にとっても大変魅力的な題材でした。本展では溪斎英泉や歌川国貞、歌川広重など江戸後期を代表する絵師たちによる、江戸の名所と美人を描いた珠玉の作品をご紹介いたします。

歌川国貞(三代豊国)「鸚鵡小町」

歌川国貞(三代豊国)「江戸名所百人美女 あすかやま」
花見に訪れた長唄の師匠

歌川国貞(三代豊国)「江戸名所百人美女 葵坂」
市中をまわった門附(かどつけ)の女太夫

歌川広重「名所江戸百景 霞かせき」
門松や凧などが正月気分を伝える

歌川広重「名所江戸百景 日本橋雪晴」
新収作品 初披露 -鳥山石燕 「鶏図」-
生き別れの三兄弟、ついに再会

入館料
一般 | 700円 |
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大高生 | 500円 |
中学生以下 | 無料 |
イベント
学芸員によるスライドトーク
本展の担当学芸員が見どころをご案内します。
日程 | 1月12日(月・祝)・17日(土)・23日(金) |
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時間 | 14:00~(40分程度) |
場所 | 太田記念美術館 視聴覚室(B1) |
参加方法 | 申込不要 参加無料(要入場券) |
開館日カレンダー
