ニッポンの浮世絵 ―浮世絵に描かれた「日本のイメージ」

2020年11月14日(土)~12月13日(日)

11月16、24、30、12月7日は休館します。

「ニッポンの浮世絵」チラシ

「ニッポンの浮世絵」作品リスト

浮世絵から「日本のイメージ」を見つめなおす

新型コロナウィルスの影響により、海外へ渡航することが難しくなってしまった現在。これまで以上に、私たちの身の回りの生活を見つめ直す機会が増えてきています。私たちが暮らしている日本の特色をイメージしてみると、そのルーツの一つに、江戸から明治にかけての私たちの生活を描いてきた浮世絵が思い浮かんできます。日本の美意識が詰まった浮世絵を読み解くことで、改めて私たちの感性と向き合ってみましょう。

歌川広重「冨士三十六景 駿河薩タ之海上」

歌川広重「名所江戸百景 隅田川水神の森真崎」

溪斎英泉「江戸八景 日本橋の晴嵐」

「日本のイメージ」大集合!―富士山、桜からグルメ、お相撲さんまで

浮世絵にはさまざまな「日本」が描かれています。富士山や桜といった観光には欠かせない美しい自然。蕎麦や天ぷら、寿司といった美味しいグルメ。花魁や芸者、力士などといった、さまざまな職種の人々。本展覧会では、このような日本的な題材が描かれた浮世絵を一堂に集め、日本のイメージを紐解いていきます。展示点数は約70点。会期中、展示替えはありません。

落合芳幾・三代歌川広重「隅田川花の賑ひ」
歌川国芳「木曽街道六十九次之内 守山 達磨大師」
豊原国周「見立昼夜廿四時之内 午後六時」
歌川国貞「柏戸・白山」

見どころの作品

月岡芳年「風俗三十二相 むまさう 嘉永年間女郎之風俗」

江戸の町で特に人気だったグルメが、蕎麦、天ぷら、ウナギ、寿司。こちらの作品では、料亭の2階にいる女性が、海老か魚の天ぷらを食べようとしています。楊枝1本で天ぷらを刺して、器用に持ち上げているところ。天ぷらの傍らには天つゆの入ったそば猪口が。ちなみに、題名の「むまさう」とは「うまそう(美味そう)」のことです。浮世絵を通して、現代でも人気の高い和食のルーツをたどることができます。


入館料
一般800円
大高生600円
中学生以下無料

*中学生以上の学生は学生証をご提示下さい。
団体(10名以上)は1名さまあたり100円引き。(一括にてお支払い願います。事前のお申し込みにご協力ください。)新型コロナウイルス感染症の感染予防と拡大防止のため、当面の間は10名以上の団体でのご来館はご遠慮ください。
*障害者手帳提示でご本人とお付き添い1名さま100円引き。
*その他各種割引についてはお問い合わせください。
*料金は消費税込み。

開館日カレンダー

休館日

2020 11

休館日

2,9-13,16,24,30

2020 / 11

2,9-13,16,24,30

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
2020 12

休館日

7,14-31

2020 / 12

7,14-31

SUN MON TUE WED THU FRI SAT

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