浮世絵の夜景 明治以降に西洋式ガス灯が輸入され、真昼のように明るい光源を手に入れることができるようになると、夜景の表現も変化してゆきます。 小林清親や川瀬巴水に代表される絵師や画家は、ネオン輝く東京の夜景を浮世絵や版画作品に描きました。これらは、 明暗をはっきりと対比させた実景に近い夜景が描かれています。 本展では江戸から近代にかけての浮世絵ならびに版画作品約70点を紹介し、江戸の人々が夜をどのように過ごしたか、 また江戸と明治以降では夜景の表現がどのように変化したのか辿ってゆきます。長い夜を迎える冬のひととき、 展覧会場で昔日の夜景の情趣をお楽しみください。 右上・葛飾応為 「吉原格子先の図」 展示期間:平成20年2月1日(金)〜26日(火) ※2月の休館日・料金は、こちらをご覧下さい。 ※この展示に関する図録、グッズの販売はございません。 ★2月の土曜講座★ ・ 2/2 「浮世絵における夜景表現 −展覧会の紹介をかねて−」 当美術館学芸員 奥田敦子 ・ 2/9 「応為筆「吉原格子先の図」を中心に」 大阪市立美術館学芸員 秋田達也氏 ・ 2/16 「「南総里見八犬伝」の夜」 東京学芸大学名誉教授 小池正胤氏 ・ 2/23 「サムライたちの夜」 歴史学者 氏家幹人氏 左・歌川広重 「東海道五拾三次之内 沼津 黄昏図」 右・鳥居清長 「真崎の月見」 左・歌川国貞「北廓月の夜桜」 中・小林清親 「大川岸一之橋遠景」 右・川瀬巴水「夜之池畔(不忍池)」 |