平成19年 7月 展示のご案内




親子でみる浮世絵通史 第1回

浮世絵はどのようにして生まれたか


「浮世絵」と言えば、江戸時代を代表する日本の文化。海外でも非常に人気が高く、また、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重と いった浮世絵師たちは、学校の教科書にも登場するくらいの有名人です。

すっかり馴染みの深い浮世絵ですが、もし日本の文化に興味のある外国の友人に、浮世絵とはいったいどのような絵なのか、 あるいは、浮世絵とはいったいどのようにして生まれたかを教えてほしいと言われたとすると、案外言葉に詰まるのではないでしょうか?

「親子で見る浮世絵通史」は、親子で分かりやすく浮世絵の歴史を学ぼうというシリーズの展覧会です。

その第1回目となる今回は、「浮世絵はどのようにして生まれたか」と題しまして、浮世絵の誕生から、錦絵とよばれる色鮮やかな 多色摺の木版画が登場するまでの時代を見ていきます。

初めて浮世絵に接する小学生や中学生はもちろんのこと、浮世絵を今まで見たことがないという初心者の方々にも最適な展覧会です。



【展覧会の見どころ】

@はじめての浮世絵 ―小学生・中学生の皆さんに


小学生や中学生の皆さんは、学校で浮世絵のことを教わることはあまり多くないでしょう。 一度も本物を見たこともないという人もたくさんいるでしょうし、中には昔の絵なんて古臭くて面白くないと思っている人 もいるかもしれません。

しかし、浮世絵は、昔の人たちがどのような生活をしていたのかを知ることができるタイムマシーンのようなものであり、また、 現在の私たちでも十分に楽しめるデザインや色彩にあふれています。 日本の文化をよく知るための最初の一歩として、まず浮世絵の面白さを探ってみるのはどうでしょうか。





鈴木春信 「風俗四季哥仙 五月雨」



A浮世絵の入門に最適の展覧会


・浮世絵の「浮世」って何?
・浮世絵って版画なの?
・肉筆画って何?
・浮世絵と錦絵って違うの?

これらの疑問はしばしばお客様から聞かれることのある質問です。
浮世絵と一口に言っても、案外分からないことはたくさんあるものです。
今回の展覧会は、浮世絵に対するそんな素朴な疑問を解決するのに最適と言えるでしょう。





二代鳥居清満 「初代沢村宗十郎の鎌足と二代目三条勘太郎の木辻の若紫」



B250年以上前の貴重な浮世絵


火事や地震の多かった江戸時代。 浮世絵も作られた時代が古くなればなるほど、現在まで残っている数がどんどん少なくなります。

今回展示されるのは、300年前から250年前の、浮世絵の中でも古い時代のものが中心に展示されます。 展示される機会が少ない貴重な作品が多いので、是非この機会にごゆっくりご覧下さい。



初代鳥居清倍 「二世市川団十郎の竹ぬき五郎」



【展示構成】


● 「浮世絵」の「浮世」って?
● 「浮世絵」はどうやって作るの?
● 「浮世絵」は何が描かれているの?
● 浮世絵版画の誕生
● 美人画いろいろ
● 浮世絵の「技」の進化
● 浮世絵版画の革命―錦絵の誕生







石川豊信 「瀬川吉次の石橋」





展示期間:平成19年7月1日(日)〜26日(木)

※7月の休館日・料金に関しましては、こちらをご覧下さい。

All images© Ota Memorial Museum of Art




浮世絵 太田記念美術館

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