太田記念美術館コレクション展

2020年7月1日(水)~7月26日(日)
 
7月6、13、20日は休館します。

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歌川芳藤「廓通色々青楼全盛」

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、太田記念美術館は4月7日から臨時休館としておりましたが、7月1日より約3か月ぶりに再開いたします。 今回の展覧会は、当初のスケジュールを変更し、「太田記念美術館コレクション」展を開催いたします。太田記念美術館が誇る約14,000点のコレクションの中から、見ていて心がほっとするような作品、あるいは、病魔に打ち勝つために作られた作品を選りすぐりました。また、臨時休館中、太田記念美術館のツイッターで話題となった「#おうちで浮世絵」の中から、人気の作品も展示いたします。 なお、ご来場者のソーシャルディスタンスを確保するため、作品の間隔を広げて展示いたします。展示点数は通常よりも少ない40点強となりますが、ご了承ください。

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歌川芳虎「家内安全ヲ守十二支之図」

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歌川広景「江戸名所道戯尽 十六 王子狐火」

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歌川国芳「木菟に春駒」

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歌川芳藤「しん板猫のたわむれ踊のをさらゐ」

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歌川芳虎「鍾馗」

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河鍋暁斎『暁斎画談 内篇』「手足真図及ヒ画図」

入館料
一般 800円
大高生 600円
中学生以下 無料

*中学生以上の学生は学生証をご提示下さい。
*障害者手帳提示でご本人とお付き添い1名さま100円引き。
*その他各種割引についてはお問い合わせください。
*料金は消費税込み。
*新型コロナウイルス感染防止対策についてはこちらをご覧ください。また、感染拡大防止のため予告なく予定を変更する場合がございます。ご来館に際しては当館ウェブサイトやハローダイヤル(050-5541-8600)にて開館状況をご確認ください。

開館日カレンダー
休館日
        • 2020年7月
          SUN MON TUE WED THU FRI SAT
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江戸の土木

2020年10月10日(土)~11月8日(日)
 
10月12、19、26、11月2日は休館します。

浮世絵から読み解く、江戸の土木

土木とは、道路や河川、橋梁、港湾などを造る建設工事のこと。近年、東京では各所で再開発が進み、大規模な土木工事や建設が盛んに行われています。一方、橋やダム、河川、地形など、土木に関連するジャンルがマニアックな人気を呼び、書籍や雑誌などのメディアで取り上げられる機会も増えています。 時代をさかのぼってみると、東京のルーツである江戸は、幕府による天下普請を始めとした、さまざまな土木工事によって発展した都市でした。本展は歌川広重や葛飾北斎など、浮世絵師たちが描いた作品を手がかりとして、江戸の土木を読み解く展覧会です。
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歌川広重「東都名所 両国橋夕涼全図」

両国橋 明暦の大火(1657)で江戸市民が隅田川を渡れず、多数の死傷者が出たことから架橋された

100万都市・江戸を生み出した土木工事

徳川家康が幕府を開いてから、100年ほどで人口100万を超える大都市となった江戸。江戸の町を大きく発展させる土台となったのが、高度な土木技術による市街地の造成やインフラなどの整備でした。江戸城と外濠・内濠の建設、日比谷入江、築地、深川などの埋立、小名木川や神田上水といった運河や上水の整備、両国橋や日本橋などに代表される橋の架橋、寛永寺や増上寺といった巨大寺院の建設など、大規模な土木工事の例は枚挙に暇がありません。
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葛飾北斎「冨嶽三十六景 江戸日本橋」

江戸城と日本橋 将軍家の居城である江戸城。ともに描かれる日本橋川は、人工的に開削された水路

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昇亭北寿「東都 御茶之水風景」

仙台濠 仙台藩による、神田山を分断して掘削する大工事でできた

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渓斎英泉「江戸八景 上野の晩鐘」

寛永寺 徳川家の菩提寺として、新たに建立された大寺院

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葛飾北斎「冨嶽三十六景 遠江山中」

木挽職人 工作機械のない時代、土木工事を担った木挽などの職人や人足たち

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歌川広重「江戸百景余興 鉄砲洲築地門跡」

築地本願寺 明暦の大火で焼けた浅草本願寺の代わりに、築地一帯を埋め立て、築地本願寺が建立された

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歌川広重「名所江戸百景 深川木場」

木場 明暦の大火後に、日本橋付近にあった材木河岸が埋立地である深川に移転

再開発エリアのルーツは江戸にあり?

近年、東京では、渋谷ストリームや東京ミッドタウン日比谷などのような、大規模な再開発エリアの建設が注目を浴びています。しかし歴史をさかのぼると、実は江戸時代から、遊郭や芝居町など、商業地の移転や再開発が度々行われているのです。新吉原のような遊郭や猿若町のような芝居町、わずか十数年で姿を消した幻の繁華街・中洲などは、再開発エリアのルーツと言えるかもしれません。
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歌川広重「東都名所 新吉原五丁町 弥生花盛全図」

新吉原 遊郭の吉原は、もともと人形町付近にあり、明暦の大火後に浅草北の日本堤へと移転

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歌川豊春「浮絵和国景夕中洲新地納涼之図」

中洲 安永元年(1772)、隅田川の中流にできた、埋立地の歓楽街。わずか20年ほどで取り壊された

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歌川広重「名所江戸百景 猿わか町よるの景」

猿若町 堺町・葺屋町と木挽町にあった3つの芝居小屋が、天保14年(1843)に浅草へ移転、芝居町としてにぎわう

見どころの作品

作者不詳「浅草寺大塔解釈」 / 歌川広重「名所江戸百景 浅草金龍山」

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作者不詳「浅草寺大塔解釈」

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歌川広重「名所江戸百景 浅草金龍山」

浮世絵にみる、江戸の震災と復興

東日本大震災からの復興に向けた取り組みが今も続けられています。江戸の町も、しばしば火災や地震などの災害に見舞われましたが、その度に人々は町の復興を目指し、市中の至るところで大規模な建設工事が行われたのです。 幕末の江戸を襲った災害として、安政2年(1855)に起きた安政の大地震がよく知られています。江戸市中に甚大な被害を出したこの地震では、浅草寺は倒壊こそ免れましたが、五重塔の頂上の九輪が曲がってしまいました。左の作品は、その際の五重塔を描いたものです。そして右は、安政の大地震の翌年に広重が描いた揃物「名所江戸百景」中の一点。本図には雷門ごしに、九輪がまっすぐになった五重塔が描かれています。この絵が出版されたのは九輪の修理が完成した安政3年5月の直後であることから、浅草寺の修復事業を記念した、安政の大地震からの復興を象徴するような作品であるとの見方があります。

※スライドトークの開催は未定です。開催する場合にはこのページで日程のご案内をいたします。
入館料
一般 800円
大高生 600円
中学生以下 無料
  • *中学生以上の学生は学生証をご提示下さい。
  • *団体(10名以上)は1名さまあたり100円引き。 (一括にてお支払い願います。事前のお申し込みにご協力ください。)新型コロナウイルス感染症の感染予防と拡大防止のため、当面の間は10名以上の団体でのご来館はご遠慮ください。
  • *障害者手帳提示でご本人とお付き添い1名さま100円引き。
  • *その他各種割引についてはお問い合わせください。
  • *料金は消費税込み。
開館日カレンダー
休館日
        • 2020年10月
          SUN MON TUE WED THU FRI SAT
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        • 2020年11月
          SUN MON TUE WED THU FRI SAT
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月岡芳年 血と妖艶

2020年8月1日(土)~10月4日(日)
前期 8月1日(土)~8月30日(日)
後期 9月4日(金)~10月4日(日)
※前後期で全点展示替え
8月3、11、17、24、31、9月1~3、7、14、23、28日は休館します。

「血」「妖艶」「闇」。3つのテーマで月岡芳年の魅力に迫る

月岡芳年(1839~92)は、幕末から明治時代前半にかけて活躍した浮世絵師です。当時も大変な人気を誇っていましたが、その迫力あふれる構図や鋭い筆遣いは、現在の私たちが見ても決して色あせていません。本展覧会では、「血」「妖艶」「闇」という3つの妖しいキーワードから、月岡芳年の魅力を掘り下げます。展示点数は約150点。前期と後期に分け、全点展示替えをいたします。
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月岡芳年「風俗三十二相 いたさう」(太田記念美術館蔵)前期

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月岡芳年「英名二十八衆句 因果小僧六之助」(太田記念美術館蔵)後期

閲覧注意!凄惨な血みどろ絵

月岡芳年は、残酷な殺戮シーンや死骸を描いた「血みどろ絵(無惨絵)」と通称されるジャンルを手がけました。飛び散る血をセンセーショナルに描いたそのおどろおどろしい表現は、江戸川乱歩や三島由紀夫など、大正・昭和に活躍した文学者たちを惹きつけたことでも知られています。血みどろ絵の代表作「英名二十八衆句」全14点のほか、「東錦浮世稿談」や「魁題百撰相」など、芳年が描いた残酷な作品をまとめて紹介します。
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月岡芳年「東錦浮世稿談 向疵与三」(個人蔵)前期

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月岡芳年「英名二十八衆句 福岡貢」(太田記念美術館蔵)後期

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月岡芳年「英名二十八衆句 稲田九蔵新助」(個人蔵)前期

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月岡芳年「魁題百撰相 阪井久蔵」(太田記念美術館蔵)後期

妖艶な美女と深い闇

月岡芳年の美人画には、単に外見が美しいだけではなく、どことなく妖しさが漂う女性たちが数多く登場します。また、夜を舞台にした作品には、張り詰めたような緊迫感や、妖怪や幽霊たちの不気味な存在感があふれています。美人画の代表作「風俗三十二相」や、月にまつわる歴史や物語を描いた「月百姿」、あるいは妖怪を題材とした「和漢百物語」や「新形三十六怪撰」など、さまざまな作品を通して芳年の妖しい魅力を紹介します。
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月岡芳年「近世人物誌 近衛家の老女村岡」(個人蔵)前期

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月岡芳年「風俗三十二相 あつさう」(太田記念美術館蔵)後期

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月岡芳年「和漢百物語 不破伴作」(太田記念美術館蔵)前期

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月岡芳年「月百姿 吼噦」(太田記念美術館蔵)後期

見どころの作品

月岡芳年「奥州安達がはらひとつ家の図」(太田記念美術館蔵)後期

浮世絵史上、もっとも残酷な一枚

浮世絵の歴史の中でもっとも残酷な作品と言えば、こちらの作品でしょう。荒縄で縛られて天井から逆さ吊りにされた妊婦。猿轡をかまされ、すでに意識を失っています。一ツ家の老婆は、これから妊婦の腹を切り裂こうと、念入りに包丁を研いでいます。この絵の中には一滴の血も流れてはいませんが、生々しく描かれた妊婦の痛ましい姿によって、大量の血が飛び散る血みどろ絵よりも残酷さを強く感じさせる作品となっています。

入館料
一般 800円
大高生 600円
中学生以下 無料
  • *中学生以上の学生は学生証をご提示下さい。
  • *団体(10名以上)は1名さまあたり100円引き。 (一括にてお支払い願います。事前のお申し込みにご協力ください。)新型コロナウイルス感染症の感染予防と拡大防止のため、当面の間は10名以上の団体でのご来館はご遠慮ください。
  • *障害者手帳提示でご本人とお付き添い1名さま100円引き。
  • *その他各種割引についてはお問い合わせください。
  • *料金は消費税込み。
開館日カレンダー
休館日
        • 2020年8月
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        • 2020年9月
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        • 2020年10月
          SUN MON TUE WED THU FRI SAT
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