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● 喜多武清「兎の餅つき」
● 英一珪「七福影向之図跡」

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扇の原形を保つ貴重なコレクション
扇は破損しやすいため、現存しているものの多くは骨から取り外され、掛軸や画帖といった平面状のものに貼り付けられてしまっています。しかしながら、鴻池コレクションの扇は、制作当時の骨がついたままの状態で保存されているため、絵師たちが扇の凹凸の画面をいかに計算して絵を描いていたかを鑑賞できる貴重な資料となっています。


● 酒井抱一「秋草」
● 歌川国貞「合奏の男女」


扇に隠された造形的な美しさに迫る
扇の魅力は描かれている絵の美しさだけではありません。骨や要(かなめ)といった扇を構成するさまざまな部位にも職人たちの技術の粋が込められています。今までほとんど注目されることのなかった扇の制作技術やその造形的な魅力について、分かりやすく解説します。
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浮世絵、琳派、文人画。さまざまな流派の絵師たちの作品を一挙公開。
鴻池コレクションの扇には浮世絵はもちろん、琳派、文人画、円山・四条派など、近世に活躍したさまざまな流派の絵師たちの作品が多数含まれています。本展ではそれらの中から選りすぐった名品を一挙に公開します。
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赤い毛氈の敷かれた縁台に座って涼をとっている三人の女性たち。花で飾られた行灯を眺めています。瓜実顔にほっそりとしたプロポーションという北斎らしい美人画ですが、作品を眺める角度によって女性たちの見え方が変化するなど、扇特有の凹凸がある画面であることを巧みに計算した表現がなされています。



扇は、暑さをしのぐための単なる実用品としてだけではなく、日々の生活のアクセサリー、あるいは儀礼や芸能の場で用いる道具など、古くからさまざまな形で日本人に愛されてきました。そのような扇が、多くの絵師たちによって、さながら一枚のキャンバスかのごとく美しく彩られてきたというのも至極当然なことでしょう。扇は手の上で広げて鑑賞したり、折りたたんで持ち運んだりすることのできる、最も身近な美術品だったのです。
大阪の豪商・鴻池家から譲り受けた当館の扇絵のコレクションは、さまざまな流派の絵師たちの作品900点以上からなり、扇絵の歴史を語る上で欠かすことができない貴重なものとなっております。本展覧会では、その膨大なコレクションの中から、代表的な作品約90点と、それに関連する浮世絵を合わせて紹介いたします。扇という手の上に広がる小さな画面から溢れ出す、生き生きとした筆遣いをご鑑賞ください。
※展示協力 : 阿部富士子 (扇研究家・造形作家)


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● 渡辺南岳「韓信股潜」
● 春木南溟「蜀桟道」
● 1月展示の図録は作成いたしません。
● 池田孤邨「紅葉」
● 森狙仙「猿」
●葛飾北斎「縁台の三美人」●
● 入館料: 一般¥700 ・大高生¥500・中学生以下無料
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【展示室風景】
【展示室風景】
